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ただ文章を打ってたいんだ。

気持ちただ漏らし備忘録

神保町ブックフェスティバルと言う名のバーゲン

今年もやってきました、神保町ブックフェスティバル

すずらん通り沿いに行われる当該イベント、靖国通り沿いの神田古本まつりとは似て非なる存在です。

神田古本まつりは神保町界隈の古書店によるワゴンセール。
神保町ブックフェスティバルは出版社によるワゴンセールです。

どちらもワゴンセールですけれども、置いてある本の基本が前者は出版社を問わない古書及び古本、後者がその出版社の新中古本です。

日本語でOK。
古本も古書もどっちも同じやんけとよく言われますけれども、神保町においては違うと思います(強気)。

三年前に出版された本と、戦前の糸かがり綴じ本があった場合、前者は古本、後者は古書でしょう。

さらっと新中古本と打ちました。
これは古本とするには誰の手にも渡っていない、出戻りという意味合いです。

古本と言えば、たまーに古いバージョンのExcel操作のコツみたいな本を神保町で手離す方もいらっしゃるようです。
「それってブックオフに行けよ」と見かける度に思います。

神保町の懐の深さには毎回脱帽。

……とグチグチネチネチ隣の煩いジジイみたいに打ちました。
ジジイだから頭がカチコチなのです。
仕方がないですね。

話を戻します。

神保町ブックフェスティバルには岩波書店のように誰もが聞いたことのある出版社から、神保町まで来ないと聞いたことがないような出版社まで諸々出店しています。

50%OFF、100円均一等、そんな文言を出版社がぶら下げているので不思議な光景。
その横には焼きそば屋台や休憩所もあります。

……あまりデカい声では言いませんけれども、三省堂の前の信号を渡ってスポーツ用品店裏の公園ではカレーグランプリが開催されていますね。

そんなこんなで、古書と古本が混ざり合う秋の神保町において、敢えてもうここから本の話をしないでみましょう。

すずらん通りを神保町駅方面へ進むと、銀だこと薬局があります。
その前の信号を渡ると手相占いのコーナー。

ここを勇気をもって進むと、サザエさんでよくあるデパートのバーゲンシーンを見ることが出来ます。
神保町はデパート、ないですけれど。

あるいは、それを雑誌の付録叩き売りとも言います。

今回の個人的な収穫は日経ビジネスアソシエとCYCLESPORTSの付録ではないかと豪語してみます。

前者は100円、後者は200円です。
因みに、その付録のついていた号は730円と890円です。

ここまでで、付録買いのお得さ(?)が何となくおわかり頂けましたでしょうか。

同じようなことを考える人は(他の雑誌の付録でも)腐る程いるので、なかなか恐ろしいです。

地べたに並べられた段ボール箱の中へ無造作かつランダムに付録が入っています。

雑誌の付録となると緩衝材として段ボールに包まれているものが多いですよね。
中身を推測するには、基本的に袋に書かれた文字で判断するしかないのです。

皆、必死に推測して選びます。

開けても良いと言われた気がしますけれども、あまり開ける人もいない。

皆、わっさわっさと段ボール箱の中をしゃがんだり立ったりひっくり返し場所を軽く奪い合い……まあ、自分もやってきた訳です。

収穫を終えてその場を後にした時、「これって凄くサザエさんのバーゲンシーンだな」と思いました。

普通に雑誌を買うより安いから仕方がないですね。

……その後休憩に入ったサンマルクカフェ。

付録の入ったビニール袋を握り締めたセレブ風のマダムがいらっしゃいました。

店員さんに対してまるでデパートのカフェで振る舞うかのようにされていたので、益々サザエさんの既視が拭い去れず呆けるしかありませんでした。

……じゃーんけーんぽん!
ウッフフフフフフフ。
(終)